東急ハンズ運営サイト 不正アクセスで個人情報流出

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東急ハンズが運営する「ハンズ・ギャラリーマーケット」に不正アクセスされていることが2016年9月に判明した。流出したのは名前・住所・クレジット番号で流出件数は861人分になる。このうち10人については、不正利用しようとした形跡があったためにクレジットカード会社が事前に察知し、決済を止めたことで実際の被害は免れたという。被害に遭った企業側は、警察に被害届を出すとともに流出した恐れがある顧客に対して、メール・郵便で個別に連絡するとしています。
クレジット会社からクレジットカード情報流出懸念の連絡を受け、運営する通販サイト「ハンズ・ギャラリー マーケット」・「東急ハンズネットストア」・「アートメーター」を利用停止。社内で対策本部を設置、第三者調査機関による調査も開始。2016 年 1 月 4 日~9 月 9 日の期間に「ハンズ・ギャラリー マーケット」で作品を購入されたお客様の情報が流出し、一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性がある事実を確認したので発表に至ったようです。原因は「ハンズ・ギャラリー マーケット」のシステムの脆弱性をついた、第三者の不正アクセスによるものだそうです。
クレジット会社からの連絡で発覚した今回の不正アクセスですが、何者かが8ヶ月間隠れて情報を搾取していたことが分かりました。迅速な対応をした結果、経緯や被害概要がつかめたことは大きいと思います。